9月29日(木) 15:00~15:45

SA-07ICT農業による地域課題の解決

講演要旨

ICT農業は労働費削減に始まり、資材投下量の削減等コスト削減に有効とされてきている。しかしながら、人口減少が進む地方都市では基幹産業の振興がこれを抑制する一方策であり、単なる生産コストの削減にとどまらない利活用方法が求められている。北海道岩見沢市においては、ICT農業の振興による農家1戸当たりの作業面積増加に加え、得られる営農知見を有効に活用した新規就農者の確保や安全・安心な農業生産物の地産地消による健康経営都市の実現等、地域経済の活性化に資する取り組みを実践している。本講演では、高精度な位置情報を活用したICT農業及び地域経済への貢献について実例を踏まえ紹介を行うものである。

講 師

小林 伸行
(株)スマートリンク北海道
常務取締役

プロフィール

平成15年3月 北海道大学大学院農学研究院環境資源学専攻博士課程中退
平成15年4月 北海航測株式会社入社
航空レーザ計測に従事、航空レーザ作業規程作成WGに参加
平成17年4月 株式会社つうけんアドバンスシステムズ入社
IT農業業務として、遠隔監視によるフルーツトマト栽培システム構築に従事
平成19年3月 社団法人北海道総合研究調査会入社
◎国策や地域課題解決に係る多様な実証や研究開発に従事

・国土交通省実施による基盤地図情報流通に係るガイドライン作成(H19~21)

・厚生労働省ひとり親等在宅就業研修事業
◎ICT農業

・岩見沢市におけるGPS-RTK利用環境の構築、農業気象システムの構築、ICT農業の効果測定等に従事

・(財)衛星利用推進センター(SPAC)による衛星測位施策提案委員(農業部門担当)

平成26年4月 株式会社スマートリンク北海道入社

・総務省G空間シティ構築事業、農林水産省ロボット技術導入普及実証等、ICT農業に係る研究開発実証に参加

・GPSガイダンス機器の操作性向上に向けたソフトウェアの開発やICT農業に係るシステム構築を主とし、本年度から農林水産省事業革新的技術開発・緊急展開事業に参画