9月30日(金) 11:30~12:15

NP-16【自動車・電池】
EV・PHV用バッテリーの性能要求と製造上の課題

1.EV、PHVの国内外生産、~2016と展望
2.主要EV車種のリチウムイオン電池の設計とkWh容量
3.EV、PHVとHVの燃費と「電費」比較
4.EV用リチウムイオン電池の生産とコスト問題
5.比容量、安全性とサイクル寿命の限界のクリア
6.燃料電池車FCVとの競合、共存の関係
7.ポスト・リチウムイオン電池
8.まとめ

講演要旨

遠かったEVへの道のり..今年2016年は、あと10年後に振り返ると、「EV元年」と見えるであろうか。既に国産EVは2012年ごろから実績を積み上げつつあったので、15年ほどの経過である。トヨタのPRIUS/HVが発売から17年で累積700万台を超える実績となった。EVがこのあとを追い、自動車の主流となるか、あるいは水素エネルギーインフラの合理性をバックに、燃料電池車FCVが決定版になるか。

EVはリチウムイオン電池の性能、コスト更には安全性が要であった。これらの課題がクリアされたか、あるいはその目処が立ったのか、立場、立場でその程度は異なる。

本講演では、可能な限り二次電池工学的なデータから上記の諸仮題について考え、更には自動車としての「燃費」と「電費」とのとらえ方でまとめてみたい。

講 師

菅原 秀一
泉化研 代表

プロフィール

1972年 東北大学大学院(工学研究科)高分子化学専攻、工学修士
~2000 呉羽化学工業(株) (現 ㈱クレハ Kureha)
研究、企画、技術営業ほか、機能樹脂部・技術担当部長
1991~ リチウムイオン電池PVDFバインダー 開発営業
1995~ カーボン負極 開発営業
2000~2006 三井物産㈱無機化学本部Project Manager/PM
中国リチウムイオン電池プロジェクトF/S
2006~2010 ENAX㈱米澤研究所 先端技術室PM
2006~2009 NEDO/MITI 系統連係蓄電project 研究PM